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ベリー公のいとも豪華なる時祷書

中世フランスの王族ベリー公ジャン1世が作らせた華麗な装飾写本。
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人間の肉体は黄道十二宮から、肉体を与えられ、人間形成は頭からはじまったそうだ。
15世紀の作られたものだけど、配色も美しい。 
1.白羊宮(雄羊座) 「宇宙を取り囲み、宇宙を振り返る」
2.金牛宮(雄牛座) 「宇宙のなかを眺める、宇宙の動きを取り込む」
3.双子宮(双子座) 「自分自身を経験、手探りする」
4.巨蟹宮(蟹座) 「自分を包み込む」この4段階で人間の頭が宇宙から構成される。
5.獅子宮(獅子座) 「満たすもの」
6.処女宮(穂のついた乙女座) 
7.天秤宮(天秤座) 「無機界への適応、均衡の探求」
8.天蠍宮(蠍座) 「毒の刺」 人間の内的なものが防衛することにより、内面が形成
9.人馬宮(射手座) 「狩人」動物を飼い、食物を保存する術を開発し、畜産家となる。
10.磨羯宮(山羊座) 「畜産家」壷を持ち歩き、畑に水を注ぎ、農夫となる。
11.宝瓶宮(水瓶座) 「農夫」 海外を行来し、商業活動を。舟を魚に似せてつくりました。
12.双魚宮(魚 座) 「商人」 工業も魚座の象徴。地で活動し、四肢をつくる。

『占星学的人体(黄道十二宮人間)』 解剖学的な側面も見出せるので、興味深い
日本で言う、十二支のようなもの

ヨーロッパの教会の床には、これらのモザイクがあり、その月の日差しが照らす出す仕組みになっていて、興味深い!

by atelierk8 | 2017-02-01 07:00 | つれづれ
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